靖江日语-日语童话故事:独立行走的奶酪

むかしむかし、イギリスの村に、少し変わった人たちが住んでいました。

很久很久以前,英国的某个村子里住着些奇怪的人。

ある日の事、一人の男が、隣の町へチーズを売りに行きました。

有一天,一个男子去隔壁镇上卖奶酪。

男が丘の上へ来た時、袋の中のチーズが一つ転がり出て、そのままコロコロコロコロと、逆の下へと転がって行きました。

男子上丘陵的时候,袋子里的奶酪有一块掉了出来,就这样咕噜咕噜咕噜咕噜地滚了下去。

「あっ、こら。止まれ!」男は怒鳴りましたが、もちろんチーズは止まらないで転がって行きます。

“啊,那个。快停!”男子怒吼道,可是奶酪当然不会停的,就这样滚了下去。

「ふむふむ、それにしても、なかなか上手に転がって行くなあ」男は感心して、こう思いました。

“恩恩,滚得还真不错呢”男子深感佩服。

「あれならきっと、わしよりも早く一人で町の市場まで転がって行くだろう。・・・そうだ、他のチーズたちも一緒に、先に市場へ行かせよう」

“这样一来,肯定比我先到集市吧。・・・对了,让其它奶酪也一起先去吧。”

そして男は持っていた袋の中のチーズを、全部坂道へ転がしました。

于是男子就把拿着的袋子里的奶酪全部倒出来顺着坡道滚下去。

するとチーズはコロコロコロコロと、道ばたのやぶの中へ転がり込んで見えなくなりました。

奶酪就都咕噜咕噜咕噜咕噜得滚进道路边上的草丛里不见了。

荷物がなくなって身軽になった男は、てくてく歩いて町の市場へやって来ました。

没有行李一身轻松的男子就不住脚得赶到了集市。

ところがそこには、チーズはまだ一つも来ていません。「おかしいな。少し、遅れて来るのだろうか?」

可是,奶酪却一个也还没有到。“真奇怪,稍微迟了些来吗?”

男は市場のイスに腰をかけて、チーズが来るのを待っていました。

男子坐在市场里的椅子上,等着奶酪的到来。

でも、いくら待っても、チーズはやって来ません。

可是,不管怎么等,奶酪都没有来。

そのうちに市場の終わる時間になったので、男は周りの人たちに尋ねてみました。「あの、わしのチーズがここへやって来る事になってるんだが、誰か見かけなかったかね?」

渐渐地,集市就到了结束时间了,男子就问周围的人们:“不好意思,我的奶酪应该到了这里了,有没有谁看到过?”

「さあ?知らないねえ。ところでそのチーズは、誰が持って来るんだい?」

“这个,不知道呢。话说,那奶酪是谁拿过来的吗?”

「いや、誰かではなく、チーズは自分でやって来るんだよ。だが、どこかで道草(みちくさ)をくっているんだろうか?それとも、あんまり早く走ったからこの市場を走り抜けて、次の町まで行ってしまったのかな?そうだ、きっとそうに違いない」

“没有,不是谁,是奶酪自己过来的。可是,是滚到哪个道路旁的草丛里去了吗?还是走的太快,过了这个市场,跑到另一个镇上去了?对的,一定是这样的。”

男はさっそくウマを借りると、次の町までチーズを追いかけて行きました。

男子立刻借了马,到另一个镇上追奶酪去了。

しかし次の町でも、チーズの姿はありませんでした。

但是那个镇上也没有奶酪的影子。

チーズは今も、行方不明(ゆくえふめい)のままだそうです。

那些奶酪到现在还是下落不明。