靖江日语-イソップ寓話-キツネとサルの家柄くらべ

キツネとサルがいっしょに旅をしながら、どちらの家柄が立派か、言い争っていました。お互いが、自分の先祖がどんなに偉かったかと、くどくど話しているうちに、ある場所にさしかかりました。すると、サルがそのあたりをながめ回して、急に泣き始めました。「どうしたのです?」と、キツネが尋ねると、サルはそこに並んでいるお墓を指さしてこう言いました。「これが泣かずにいられましょうか。だってこれらの墓は、私の先祖に仕えた召使や奴隷たちの墓なのですから」「へーえ、なるほど」と、キツネが答えて言いました。「お前さん、つきたいだけウソをつくがいいさ。そのお墓に入っている連中は、だれもあそこから出てきて、お前さんがウソをついていると言えないのだから」 【教訓】 バレないウソは、どんどん大きくなる。